娘からのバレンタインデーは水玉模様のボクサーパンツで白のパンツを履くと恥ずかしいことになってしまう清家 慎です。
久々の投稿になってしまいました。
テーマ【体幹機能とは?】
『体幹とは?』と言われると皆さん、ある程度答えられる人は多いのではないでしょうか?
ちなみに体幹とは、「手足と頭を除いた重量48%を占める非常に大きな構造物」です。腹筋と考えた方は間違いではありません。それも体幹の1部です。
では『体幹機能とは?』
- 中枢神経と臓器の保護
- 呼吸
- 内臓の活動性
- 脊柱の安定化とコントロール
整形外科領域で活躍されているセラピストや柔道整復師、トレーナーやインストラクターの方々が多く関わるのが2番目と4番目ではないでしょうか?
今日は脊柱の安定化にフォーカスして解説します。

上の図のように仰向けでKnee upしているところを仮定したときに、体幹機能(脊柱の機能)はどのようになれば正解なのか。この場合、足の重さが骨盤を前傾させる力が加わります。それに伴い腰椎は前彎する方向へ引っ張られます(下の図)。

これを止めるために「腹筋に力入れて~!!」と言っている光景をよく目にします。では腹筋に力を入れたらどうなるでしょうか?(下の図)

多くは腹直筋がメインで収縮を入れてきてしまいます。腹直筋は腰椎の前彎を止めることが出来ません。腹直筋の働きは胸椎の後彎です。
「体幹機能とは?」に戻ると“脊柱の安定化とコントロール”でしたね。腹筋に力を入れたら、腰椎の前彎は止められない、胸椎は後彎してくる…いいことないですね。
この脊柱をコントロールするために以前から投稿していた“”IAP;腹腔内圧”が大事ですよとお話ししていたわけです。
体幹という定義を知り、体のメカニズムを学び、そしてエクササイズにメカニズムというエッセンスを加えることで「身体機能が高まった」というゴールに結びつきます。
今までの投稿はこちら
12号:腹腔内圧と体幹の安定性
13号:横隔膜の働きと体幹の安定性
14号:腹腔内圧と胸腰筋膜で腰が安定
「清家 慎のカラダ研究サロン」2nd(月額1000円)
2021年4月より2ndの申し込みがスタートします。
身体メカニズムや身体機能、人の体の見る方法・姿勢を見る方法・動作の見る方法(評価)など、人を見る上で必要な知識と技術を提供します。特に、一般の運動方法にメカニズムという概念が欠けており、運動をやらせているつもりになっていることが多々あります。メカニズムを知ることで見えてくるものが沢山あります。
現在30名近くのメンバーさんが「清家慎のカラダ研究サロン」のオンラインサロンを活用して一緒に勉強しています。分かりやすくをモットーに、1投稿につき1テーマで動画や図を用いて解説しています。分からないことや、疑問などもコメントで丁寧に回答しています。毎回投稿するたびに質問が出て、皆さん勉強熱心でこちらもやる気になります。
僕はこのオンラインサロンに物凄い力を入れています!少しでも皆さんの知識や技術の役に立て、目の前のクライアント様や患者様が笑顔になれればと思っています。
理学療法士、柔道整復師、鍼灸師、ヨガ・ピラティス等のインストラクター、トレーナーさんなどが現在メンバーで共に勉強していますので、是非共に勉強しましょう!
4月からスタートです!
Physio整体 Performance improvement
千葉県 船橋市 本町 7-18-21
船橋市で理学療法士がいる唯一の整体院です。腰痛や膝の痛みなどお困りの方はご相談ください。
Email. performance.improve@gmail.com